個人情報に該当するかどうかはどのように考えるのか

 投稿日時
2013/10/16 16:00:09
 最終更新日時
2013/10/16 16:00:09

個人情報とは一体何なのか

Suica問題など、ビッグデータの問題が明らかになるたび、「個人情報」という言葉がよく聞かれます。
それでは「個人情報」とは一体何なのでしょうか。

「個人情報」がどのようなものなのかについては個人情報保護法で定められています。
個人情報保護法、正式には「個人情報の保護に関する法律」は2003年に制定された法律であり、当初は「学校で名簿が作れない」といった問題が報じられましたが、現在は混乱なく運用されているように思います。

個人情報保護法における個人情報の定義

この個人情報保護法第二条では、個人情報について以下のように定められています。

  • 生存する個人に関する情報であるもの
  • 氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの。またそれ単体では識別できなくても、他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができるもの

いろいろなケースで個人情報を考える

具体的に、それぞれ以下のようなケースについて考えてみましょう。

  • 故人の情報:「生存する個人」の情報でないので該当しない但し、故人の遺族など生存する個人の情報に該当する場合は個人情報となる
  • 外国人の情報:国籍は関係無いので、該当する
  • 個人の住む住所:地図上の地点を示すだけならば、該当しない
  • 同姓同名がいる個人の名前:社会通念上は特定の個人を識別できると考えられるため、該当する
  • ゲームなどのID:他の情報と容易に照合することで個人を識別できるならば、該当する

上記のような個人情報に関するFAQは、下記のページで確認することができます。

上記の最後のケースは、「容易照合性」という判断基準なのですが、これはTカード問題など、最近のビッグデータ問題に絡む問題点を含んでいます。
そちらについてはまだ後日記事にしたいと思います。