自転車通勤者(ツーキニスト)が知っておくべき「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」

 投稿日時
2013/09/18 19:05:01
 最終更新日時
2013/09/18 19:05:01

私自身もそうなのですが、自転車で通勤する人が増えているそうです。
一番多いのはクロスバイクだと思いますが、ロードバイク、シティサイクル、ママチャリなど自転車の種類はさまざま。健康増進などに効果を上げています。
しかしこういった交通の変化で、残念ながら問題も増えています。例を挙げてみれば

  • 自動車/歩行者との事故の増加
  • 違法駐輪
  • 違法な自転車(ブレーキの無い自転車)での走行

などです。

それらの問題に対応すべく、東京都は2013/07/01より「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を施行しました。
少し前の雑誌になってしまいますが、「BUSINESS LAW JOURNAL 2013年6月号 [AA]」で東京都青少年・治安対策本部の黒川氏がこの条例について解説を行っています。
この記事を参考としながら、本条例の自転車通勤者が知っておくべき部分について解説していきます。

この条例の一番大きなポイントと思われるのが、従業員の自動車通勤を認めている事業者は、駐輪場を確保するか、もしくは従業員が駐輪場を確保していることを確認しなければならないということです。「しなければならない」と書いた通り、罰則などはないものの「義務」となっています。
つまり従業員が駐輪場を確保しないと、それは事業者の違反に繋がってしまうということになります。

そうは言っても、都内で駐輪場を見つけるのは簡単なことではありません。高い倍率だったり、値段が高かったり、あっても盗難されやすい場所だったり、「いけないことだけど路上に止めておけばいいかな」と思ってしまう事情も多くあります。
ですが上記のように事業者の違反に繋がってしまうことを考え、一刻も早く路上駐輪を止める必要があります(そもそも違法ですし。)。例えば、会社として駐輪場を契約してもらったり、会社の空いているスペースに置かせてもらったり、個人としてでは無く会社として取り組んでいくことが重要だと思われます。

また駐輪場が足りないのは事実ですので、このような規制をする代わりに、今後駐輪場が増設されていくことが考えられます。例えば千代田区は東京駅付近の駐輪場を増やすことを決定しています。駐輪場が増えるニュースにアンテナを張っておくといいでしょう。

上記で触れた以外にも、本条例は自転車保険や、自転車の整備についても触れています。これらにも注意し、マナーのある自転車通勤ライフを楽しみましょう。