一太郎のファイル形式(拡張子)について

 投稿日時
2013/09/17 13:01:59
 最終更新日時
2013/09/17 13:01:59

官公庁や法曹界でよく使われている一太郎

「一太郎」というワープロソフトをご存じでしょうか。
今でこそMicrosoft Wordに大きく水をあけられていますが、NECのPC98全盛の頃はWordをしのぐシェアを持っていました。
当時の名残なのか、今でも官公庁や裁判所では一太郎を採用していると耳にしますし、私が拝見してきた法律事務所では全て一太郎を使用していました。

一太郎の複雑なファイル形式

そんな一太郎ですが、ファイルを編集していると拡張子だけ異なる同名ファイルが並んでしまい、「あれ?今まで編集してたのはどのファイルだっけ?」ということが多くあるようです。
というわけで本日は一太郎のファイル形式についてまとめてみたいと思います。

以下にいろいろ拡張子を書いていますが、コントロールパネルの設定によっては拡張子を見ることができません。
また隠しファイルについては、設定によってはファイルの存在自体を確認することができません。
ご覧になりたい場合は適宜設定を変更してご覧下さい。

過去のバージョンの拡張子

まず、滅多に触れる事がないであろう過去のバージョンの拡張子から。

一太郎Ver.2,3,4.jxw
一太郎Ver.5.jaw
一太郎Ver.6.jbw
一太郎Ver.7.jfw

バージョンアップ時に下位互換性(古いバージョンとの互換性)が無くなると拡張子を変えてきたのだと推測されますが、そのせいか過去のファイル形式が多くなっています。
Wordの過去の形式は私の知る限り.docだけなので、比較するとその差がよく分かります。
もっとも拡張子が統一された一太郎Ver.8は1997年に発売されているので、これらの拡張子を日常的に使用することはほとんど無いと思われます。

現在のバージョンでの拡張子

次に、現在のバージョンでの拡張子です。

文書ファイル(一太郎2008以降).jtd
圧縮ファイル.jtdc
最新の履歴.$td
使用中のフラグファイル(?).jtd.$$$

文書ファイル(一太郎2008以降) .jtd

通常のファイルです。日常的に使用しているファイルだと思います。

圧縮ファイル .jtdc

保存時に「保存形式」を「通常(圧縮)」とすることでこのファイル形式になります。きちんと調査したことはありませんが、ファイル容量が節約できる代わりにファイルを開く時間が多少かかるようになるはずです。

最新の履歴 .$td

ファイルを保存すると同じフォルダにバックアップとして保存されます。
隠しファイルなので、環境によっては見ることができません。

使用中のフラグファイル(?) .jtd.$$$

ファイルを開くと、同じフォルダにファイル名の最後に「.$$$」をつけて作成されるファイルです。WordやExcelでは「~$example.doc」のように名前の前に「~$」をつけて作成するファイルと同様と思われます。
具体的にどのように使用しているかはきちんと調査したことがありませんが、そのファイルを開いているユーザーの名前を表示する目的などで使用されているようです。

こちらも「.$td」と同じく隠しファイルとなっています。

一番良くないのは「隠しファイルは出しているが拡張子は出していない」場合で、そういう場合だとファイル名だけしか頼れず、「開いてみたら履歴ファイルだった。最新の変更が反映されていない」といったことがあります。
今回のことに限らず、エクスプローラーでのファイル表示は「詳細」にしておいて、ファイル名だけでは無くファイルの種類も常に確認する癖をつけるのが良いでしょう。